今日はどんな話をしようか。

羽川くるみの日常。

【参加レポ】一陽来復!易で占うあなたの2024年

気が付けば、来週はもう2024年元旦ですって。クリスマスが終わると、街中の装飾も新年に向けての準備を始めるのでしょうねぇ。 さて。先週末はこちらに参加して参りました!「一陽来復!易で占うあなたの2024年」 khushi-bodyart.hateblo.jp 今回のナビゲー…

2023年の年筮を振り返る

お寒うございますね。皆様暖かくして過ごされていますか?私は冬になるとエアコンの風がダメなので、足元のパネルヒーターと毛布を被ったりして在宅勤務しています。そして、明日12月22日は冬至です。もう一年経つのか~とそんな心持ちです。この週末は年筮…

何事も体験してみるものだ。

近況報告と、ほんの少し易のはなし。

【レポ】易で占うあなたの2023

前日夜中から降り出した雨にしっとり濡れた街並みの2022年冬至。昨年初めて参加した年筮の会に、今回はリアル参加&筮竹を使って年筮を立ててまいりました! 昨年の様子と振り返りはコチラ。 kurumi-hanekawa.hatenablog.com 筮竹は、易者さんが占う時にじゃ…

年筮を振り返る。

鑑定会が終了してホッとしていたところに、左人差し指に「ひょう疽」が出来てしまい、現在患部はぐるぐる巻き、タイピングはじめ、日常のちょっとしたことで「人差し指」を使えないもどかしさに陥っています。患部は指の外側のため、指の腹のガーゼを薄く平…

店主のこだわり。

2022年が明けて、気が付けば睦月も半月が過ぎました。 自分の中の時間軸としては、1月から12月という流れよりも、4月から翌3月という時間軸に慣れて久しいので年が明けたからといってもあまり……というのが正直なところ。 メディアやニュースを見聞きすること…

失せ物さがし

ここのところ、立てた卦の振り返りが出来ていないなぁと思っていた矢先、今回の主役から「見つかったよ!!」の声。なんだったけ?あ、あの例のやつ?そうそう!!・・・ということで、立てた卦と結果がどうであったかを振り返りたいと思います。 ~易は失せ…

【受講感想】易の読み会と「天体ドロップで知る値付け・集客講座」

終日歩いた土曜日から一夜明けて、本日は終日PC前に張り付いておりました。 まず午前中は前日に参加表明をした夏瀬杏子先生の易読み会へ。読み会も参加を続けると何が大変って、質問を捻出することかもしれません。今日は珍しく人間関係のお悩み相談を2つ。…

【易ノート】16/64雷地豫(らいちよ)

【16/64】雷地豫(らいちよ) ※「豫」には、前々から、前もって、かねてから、あらかじめという意味があります。※象徴としては、地面の上で雷が鳴り響いている様。春雷は縁起が良いとされます。 その年の春に雷(初雷)が鳴れば、冬眠をしていたものが春の訪…

【易ノート】15/64地山謙(ちざんけん)

【15/64】地山謙(ちざんけん) ※「謙」はへりくだるの意味。 「山の高きをもって地の低きにくだる」 道徳、礼節を尊ぶことが全ての根本。 象徴としては、高い山の土を運んできて、低い土地を埋め立て地ならしをするさま。 =自分の有り余っているものを人に…

【易ノート】14/64火天大有(かてんたいゆう)

【14/64】火天大有(かてんたいゆう) ※大有は、めいめいが身分相応に、時と場所を得て満足している状態。また、盛大・豊富の意味も。 火天大有はその状態を長く保つようにしなさいとした卦です。 上の図を見ると、ひとつだけ陰爻があります。陰爻が丁度君子…

【易ノート】13/64天火同人(てんかどうじん)

【13/64】天火同人(てんかどうじん) ※「同人」は、われ人とともにする、人と同じくする。 ひとつ前の「天地否」上爻では「否が傾く(不和が解ける)」と、人々は解決の糸口をつかみました。そして人々は改めて泰平の世を招こうと力を合わせて努力するとい…

【易ノート】12/64天地否(てんちひ)

---------------------- 令和3年も9月となりました。少し間が空きましたが、引き続き易ノートを再開します。 ---------------------- 【12/64】天地否(てんちひ) ※「否」は、口に蓋をして開くことが出来ないという意味。 卦の形を見ると、天はあくまで高…

【易ノート】11/64地天泰(ちてんたい)

【11/64】地天泰(ちてんたい) ※「泰」は、すべてが落ち着いて安らかな状態。衣食住の安らかさも意味する。 「泰は、小往き大来る。吉にして亨る。」 ~天下泰平についての道をしめした卦~ 内卦である天の恵みが、時間の経過とともに外卦の地(土地)に施…

【易ノート】10/64天沢履(てんたくり)

【10/64】天沢履(てんたくり) ※3文字目の「履」は踏む、踏んで歩くという意味。 「虎の尾を履む。人を咥わず。亨る。」 この卦は「虎の尾を履むような危険な状態にいるよ」という注意喚起の卦。 そこで卦の構造に注目。外卦は「乾(天)」で六親関係では…

【易ノート】9/64風天小畜(ふうてんしょうちく)

【9/64】風天小畜(ふうてんしょうちく) 5/64水天需の、雨が地上に降らず潤わない・・というのと同様に、9/64風天小畜は風の恵みが地上に行き渡らず、生き物の成長をしばし止めてしまう(=小畜)という情景です。今か今かと、叶いそうで叶わないモヤモヤし…

【易ノート】8/64水地比(すいちひ)

【8/64】水地比(すいちひ) 7/64地水師の内卦と外卦が入れ替わったのが8/64水地比です。 ひとつ前(地水師)では領土を荒らされたがゆえに、(自国にとって)正しい戦いをする・・・ということが書かれています。 この水地比は水が土地を潤すように見えると…

【易ノート】7/64地水師(ちすいし)

【7/64】地水師(ちすいし) 易が出来た周の時代、500人くらいを旅団、2500人くらいを師団、12,500人ともなると軍団と呼んでいたそうです。 地水師の「師」はそのくらいの規模の兵士を引き連れた争いごとを表します。 卦辞「師は貞し。丈人は吉、咎なし」 戦…

【易ノート】6/64天水訟(てんすいしょう)

【6/64】天水訟(てんすいしょう) 卦の形をご覧ください。 内卦は坎(水)で、水は低い方(下)へと流れようとします。外卦は乾(天)で上へ上へと上っていきます。両者は互いが交わることなく背を向けます。 「訟」は「うったえ」。言を公にする、または公…

【易ノート】5/64水天需(すいてんじゅ)

【5/64】水天需(すいてんじゅ) おさないものが良き師匠と出会って学んでいくさまがひとつ前の山水蒙でした。そしてそのあとに「これを受けるに需をもってす。需とは人を養う飲食の道・・・」と続きます。飲食で養い、休息をとることも大切です。 「需」と…

【易ノート】4/64山水蒙(さんすいもう)

【4/64】山水蒙(さんすいもう) 序卦伝には、 「蒙とは蒙(おろ)かなり。物の穉(おさな)きなり。物おさなければ養わずべからず」とあります。 ひとつ前の「水雷屯」は、土の中で若芽が”今か今か”と発芽の瞬間を待ちわびているが、思った以上にその時が来…

【易ノート】3/64水雷屯(すいらいちゅん)

【3/64】水雷屯(すいらいちゅん) 天と地が出来てそこに万物が生まれる~のですが、「屯」という文字には”寄り集まる”や”悩む”という意味があります。 初めて世界を創造するにあたり、地面に埋めた種の芽は早々早くには伸びない、といったところでしょうか…

【易ノート】2/64坤為地(こんいち)

【2/64】坤為地(こんいち) 1番目の乾為天(けんいてん)と打って変わって、坤為地(こんいち)は全てが陰爻で出来た卦です。 天と地が出ましたので、序卦伝の最初の一節「天地ありて然る後に万物生ず、天地の間に盈(み)つる者はただ万物なり」の状態にな…

【易ノート】1/64乾為天(けんいてん)

易のお話。 5月よりTwitterにて日々【自分用】として日筮を立てておりました。 勉強方法でもうひとつ気になっていたのが、ウラナイ8のデイリーメッセージ(6/19の翡翠輝子先生の記事)です。 uranai8.jp 易は8つの卦を外卦と内卦の組み合わせで六十四卦(…