今日はどんな話をしようか。

羽川くるみの日常。

迷った時に。

こんにちは、こんばんは。

羽川くるみです。

 

もうすぐ8月が終わりますね。

皆様はどこかにお出かけされましたでしょうか。

私は特に旅行らしいこともなく、先週のお盆期間も少しだけ空いた電車で通勤を楽しんだくらいです。

 

今日はタロットカードのお話。

 

先日、とても仲の良い友人が夏山に登ってくるねと連絡をくれました。

その彼から「登山を嗜む」という話は聞いたことがなかったので、そもそも何故登るの?という理由を聞いてみました。

タイミングが揃ったこと(休暇や金銭面など)、そして何より、

「自分で登ってこの目で景色を見てみたいから」という理由でした。

 

日頃から体力づくりをしている人ではなかったので、急に標高の高いところへ行って大丈夫かなと、私の気持ちはすでに母親のよう。

こういう時に、勇ましく挑戦する人のブレーキを踏みすぎてしまわないかと

「心配しすぎはアカンで」と自分に言い聞かせます苦笑。

 

素人の私が心配したのは高山病でした。

登った本人曰く、黙って登る方が呼吸が浅くなるので高山病になりやすいんだとか。

彼は両手を使って登るようになるまで、ツイキャスをしながら登山をしていました。

挑戦したのがご来光を臨むコースだったので、一度山小屋で仮眠をとり夜中近くにアタックします。

そしてちょうど山小屋で仮眠を取る頃、私の元に連絡が入りました。

 

「眠れそう?」と投げた質問に、

「キャスをやめた8合目辺りから高山病と低体温症に」の文字。

出発時間まで体調を回復することに専念して、最終的には引率者と相談して決めるとのこと。

 

あー・・・と思いました。

 

引き止める言葉をかけるのは簡単だけれど、本人の「登りたい理由」を聞いた手前なかなか言える状況ではない。

ひとまず「身体の調子を第一に考えてね」とだけ伝えて連絡を絶ちました。

終結果を出すのは本人でないと納得できないだろうと思って。

 

決断までの間、どうしたら良いものかなとカードに聞いてみることにしたんです。

・・・ただ。

この日の昼間に、ウラナイトナカイ解散記念で発行された『チラシウラ タロットコラム56』を読んでいたので、

友達を占うと読み間違うという記事も脳裏をよぎりました。

 

本人に伝える気はないこと、

そして精神統一をして無の状態になってから引いたカードがこちらです。

f:id:kurumi_hanekawa:20190825024644j:image

【Goの場合:力(リバース)】

弱さ、破壊的欲求、自分の限度を知る

【Stayの場合:ワンドのナイト】

探求の旅とは、冒険そのものである

 

登ったとしても、リタイアを選んでも本人にとっては悔いは残るよなと。

その後本人からも、「勇気ある撤退」という言葉を聞いて胸を撫でおろしました。

それでも山頂ではないものの、太陽が力強く登ってくる様を動画で撮ることはできたので収穫はあったと。

あの時見た景色はちゃんと覚えて帰るということも言っていました。

 

私自身も迷いが生じるとカードを引きます。

ですが、質問がはっきりしている時の方がカードもピシャリと出てくるものだなーと思った一件なのでした。